2015年12月に決定した日銀の質的・量的緩和の補完策によって、長期金利は0.3%を割り込んでいます。
長期金利の低下はローンを借り入れる際には吉報ですが、預貯金や個人向けの国債を購入する際には悲報となります。
1月14日に長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが過去最低だった0.195%を下回って0.190%となりました。
これによって間違いなく、超低金利時代に突入したと考えられます。
1年物定期預金0.4%台もなくなるかも
以前は地方銀行のインターネット支店で1年物定期預金の金利0.4%という水準で預貯金を行えましたが、これらの銀行も今後は金利が下がっていくかもしれません。2016年の1年物定期預金の金利は0.4%という低金利でも、超高金利になってしまう可能性が高そうです。
長期金利が0.2%を割る状態が続くと、私たちの生活にも影響が現れ預貯金の金利で苦しむことになりそうです。
キャンペーン定期でもなかなか良い条件が出ない1年になるかもしれません。
都市銀行とネット銀行で金利に10倍の差が現れる
日本経済新聞の預貯金金利一覧を見ると、都市銀行とネット銀行で定期預金の金利に10倍近い差が生まれています。
同じ金額を同じ期間預けるのに10倍も金利が違うとなると深刻な問題です。
今後はインターネットも活用して上手に定期預金を探す必要が今まで以上に強くなりそうです。
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