年金の問題は山積みで自分が年金を貰えるのか心配だという方は多いです。
自分は将来、年金をいくらもらうことが出来るのかは気になりますよね。
今回は国民年金や厚生年金の平均受給額と年金受給額を調べていきたいと思います。
詳細な年金受給額のシミュレーションをする方法も合わせてご紹介させて頂きます。
年金の平均受給額はいくら?
年金なんて受給してないといったいいくら貰えるのか
また、平均的にどのくらい貰えているのかはわからないと思います。
最初に国民年金と厚生年金の平均受給額を見ていきましょう。
国民年金と厚生年金の月額差は約9万円
年度 | 国民年金 | 厚生年金 |
---|---|---|
平成22年度 | 54,529円 | 150,034円 |
平成23年度 | 54,612円 | 149,334円 |
平成24年度 | 54,783円 | 148,422円 |
平成25年度 | 54,544円 | 145,596円 |
平成26年度 | 54,414円 | 144,886円 |
参考:平成26年度厚生年金保険・国民年金事業の概況
上記のグラフは国民年金と厚生年金の受給者の平均受給額をまとめたものです。
国民年金を見ると月額5万円程度となっております。
この額では老後の生活を補うのは難しいと思います。
厚生年金との月額の差は約9万円です。
15万円程度あればなんとか生活は可能かもしれません。
国民年金も厚生年金も平均受給額が24年度を堺に下がってきていますね。
自分の年金額はいくら?
国民年金の場合
現在の日本では国内に住所があって20~60歳の人は全員国民年金に加入しています。
気になる年金額は「加入期間の長さ」で決まってきます。
計算は簡単にできるのでやってみましょう。
780,100円×加入期間(月)÷480ヶ月(40年×12ヶ月)
平成26年度に受給予定だった方は満額で「772,800円」が受け取れるようです。
免除期間が入ると複雑になってくるので今回は割愛させて頂きます。
厚生年金の場合
厚生年金は会社員の方が加入している年金です。
厚生年金は国民年金と比べると計算が大変です。
掛け金が加入者の給与によって変わってくるため正確に計算するには苦労します。
簡単に概算したい場合は以下の式で可能です。
平均給与(加入期間中の給与平均額)×給付乗率×加入期間
年度によって計算方法が変わっているので概算です。
平成15年から導入された「総報酬制」や「加給年金」という制度もあるので詳細に調べたい方はねんきんネットをご利用下さい。
詳細にシミュレーションしたい人は「ねんきんネット」
2011年からスタートした日本年金機構が運営している「ねんきんネット」というサイトがあります。
インターネット上でいつでも年金額の試算や、加入履歴の確認が出来ます。
利用登録さえすればすぐに利用可能です。
データは1ヶ月に1回更新されるのでねんきん定期便を待つ必要が無くなります。
気になる方は是非利用してみて下さい。
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